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競売物件に住宅ローンは使えるのか?


競売物件に、住宅ローンは使えるのかどうか・・・・

答えは・・・


「使うことは可能です!!」



法改正により、不動産競売においても

競売物件の購入時に住宅ローンを利用できるようになりました。

しかしながら、実際に住宅ローンを利用して、

競売物件を購入する場合には厳重な注意が必要です。



1.ローン特約がつけられない

通常の不動産を購入する際、売買契約時には

「住宅ローン審査が通らない場合の白紙契約撤回」

という条項(所謂「ローン特約」)が付けられます。


仮に、住宅ローン審査が通らなかった場合、

契約は白紙撤回され、手付金も無償で全額返還されます。

しかしながら、競売物件を購入する場合、

落札後に住宅ローンの審査に落ち、

残額の支払いができない場合には、

「入札保証金」というお金は全額没収されてしまいます。

ですので、競売物件の購入に際して住宅ローンを利用しようとする場合には、

金融機関と事前に相談しておく必要があります。



2.取り扱っている金融機関が少ない

競売物件を住宅ローン扱っている金融機関は

まだまだ少ないのが現実です。

都市銀行などではほとんど扱っていませんし、

地方銀行や信用金庫、信用組合、労金などでも、

その競売物件によほどの担保価値があり、

融資を受ける人の返済能力にまったく問題がない場合

ぐらいにしか融資を通してくれません。

よって、金利の高いノンバンク系の金融機関等に頼るしかないのです。



競売物件を検討されている方は、

十分注意してください。



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