共働き夫婦の場合
共働き夫婦の場合は、収入が倍近くになるため、「住宅ローンの審査に落とされる」とか「住宅ローンの借り入れ金額が、希望より少なくなる」ケースは稀でしょう。よって、借入可能金額よりも、借入スタイル即ちライフスタイルの変化や保証に重点を置く必要があると言えます。
1.出産・育児期はどうするのか?
妻が休職や育児休暇、退職しても返済が滞らないように、
事前に蓄えを増やしておくか、夫の収入だけでも返済ができる
ものを選択するのがいいでしょう。
2.ローンや物件名義
収入合算かペアローンか、連帯保証なのか連帯債務なのか、
住宅ローン控除の金額はどうか、などによっても差が出てくるところ。
上記を踏まえた総合的なシミュレーションが必要になります。
3.保証について
共働きで二人の収入を返済に充てている場合、夫だけではなく、
妻の死亡時に対する保証も重要になってきます。団信は夫婦で加入できますが、
金融機関によっては夫のみの加入になるので、妻は一般の生命保険で
保証をつけておくことが望ましい。
« 【前の記事を読む】 子供が小さいとき 【次の記事を読む】 手持ち現金から選ぶ »